ディーゼルエンジンとハイブリッド、どっちがお得

ディーゼルエンジンの事実上のメリットとなるのは燃料費が安いことです。

 

ガソリンの7割程度の価格となる軽油を使うことによって、満タンにしても非常に安く済ますことができます。

 

燃料費を安く済ますといえば燃料の単価ではなく、燃料消費が少ない燃費の良い車もよく取り上げられますが、その代表となるハイブリッドモデルとディーゼルエンジンモデルでは経済面でどちらがお得なのでしょうか。

 

例えば1.5リッターディーゼルエンジンを搭載したデミオと同じく1.5リッターですがガソリンエンジンとハイブリッドシステムを搭載したアクアで比較しますと、デミオは車両価格約205万円、燃費性能は30km/L、アクアは車両価格約209万円、燃費性能37.0km/L、そして年間走行距離10000キロ、レギュラーガソリン単価リッターあたり102円、軽油単価リッターあたり85円とします。

 

この計算で購入から一年後までの燃料代込の費用を計算しますとデミオは205万円に一年間に必要な燃料費は28390円となり、合計2078390円となります。

 

一方、アクアでは209万円の車両価格に一年間で必要な燃料費は27568円で合計2117568円と一年後ではわずかにデミオの方が安く済む計算になりますが、誤差の範疇といっていいでしょう。

 

結果としては、トータルでお金のかからない車として選ぶのであれば、どちらでもよいということになるようです。


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