エクシーガのクロスオーバーSUV

ここ最近発売された車でスバルのエクシーガ・クロスオーバー7があります。

 

エクシーガは2008年からスバルで唯一のミニバンという形で販売が開始された車でしたが、その形状が低ルーフミニバンということでキャビンは狭く、ミニバンでは定番となっているスライドドアも持っていないことから、ミニバンの一番のお得意様であるファミリー層からは見はなされ、パーソナルユースのユーザーからは「新車でエクシーガを買うのだったらレガシィツーリングワゴンやレヴォーグを買うよ」といわれ、だれからも見向き去れない車となってしまいました。

 

当然、販売台数も伸びません、しかしスバルとして見れば1台ぐらいミニバンといえる車が欲しいということで売れないながらもずっと売り続けてきたのです。

 

しかし、そんなスバルにも限界があったのでしょう、しびれを切らした開発陣が言い出したのが、「今人気のクロスオーバーSUV風に作り替えて、ミニバンではなくクロスオーバーSUVとして売り出したらどうか」ということでした。

 

そして作られたのがエクシーガ・クロスオーバー7という車です。

 

ここ最近、何でもかんでもクロスオーバーSUVに引っ掛ける車が多くなってきましたが、エクシーガのようにミニバンからクロスオーバーSUVに大変身して、一切ミニバンという言葉を使わなくなったというのも珍しいパターンです。


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